境界確定測量
農地と宅地とを分けて宅地に家を建てたい。
登記簿の面積を正しい面積に直したい。
一筆の一部を分筆して売買したい。
境界確定測量とは?
下記の要領のもとでなされた測量の事です。
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あなたの土地に接続する全ての土地のとの境界について、それぞれの土地所有者の方々との立会いをして頂き、境界の確認をしていただきます。
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筆界確認のための基礎測量を行います。
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基礎測量で得た筆界確定の要素、及び資料調査に基づき収集した既存資料と照合・点検し、面積、辺長の調整計算を行い、周辺土地との均衡調整を図り筆界点を確定する作業を行い、図面を作成します。
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次に、筆界が確認されたときは、後日の紛争防止と登記申請に添付するため、各々の隣接地所有者と境界確認書及び測量図面を取り交わし、実印押印の上印鑑証明書も取り交わします。
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隣接地所有者が、官公署の場合は、担当職員立会いの後、境界同意等の確定書面を発行してもらいます。
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隣接地が未確定道路(赤道)の場合は、管理市町村土木事務所に確定申請ををして、道路境界の立会いに参加し、道路の幅員を確定する事になります。その後、道路確定測量図面を納付し、確定協議書等の確定書面を発行してもらいます。
- 前述の4~6で確定したポイントに適当な境界標が無い場合はそれぞれ状況に適合した永続的な境界標(コンクリート杭や金属プレート)を埋設します。
ここで確定させる境界は、一筆一筆との境界で筆界とも言われます。もともと存在したはずの公法上の境界を確認し、目に見える形にしたわけです。